社会的弱者のエンパワメント研究と障がい福祉サービス/自立訓練(生活訓練)

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we are not alone
※WANA関西は、2015年1月 NPO法人から一般社団法人に移行しました。


あなたのこれまでの苦労は、
あなたのせいではありません
どこかで身に着けた認知(考え方)の
ゆがみを修正して、
負の連鎖を断ち切りましょう
本当の自分をとりもどして、
自分が望む人生を歩みましょう


SEP・・・・Self Esteem Program
自尊感情を高めるプログラム実践と研究

< > SEP最新情報 支援者向け研修メールはこちら 当事者SEPメールはこちら SEPとは、Self-Esteem Program の略称で、「自尊感情」という意味です。自己に対する評価感情であり、自身を基本的に「価値あるもの」とする感覚です。精神健康や意欲を保ちます。
SEPは当事者視点の認知行動的アプローチ法。本人が生い立ちの課題を見つめ、認知(考え方)の偏りを短期間で修正する方法を学習することで、自尊感情が高まり、精神が安定します。
SEP研究所では、自尊感情を高めるためのプログラムや支援のための研修を実施しています。
  1. 当事者向けプログラム・・・自ら被害体験があり、そのために社会生活に支障があると自覚しており、「変わりたい」という強い意志を持つ方が参加できます
  2. 支援者向け研修・・・対人援助の仕事もしくは活動をしている方で、支援が難しい方の理解や援助スキルを身に着けたいと思われている方が参加できます(定期研修は年1回。出張研修の相談にもう応じます)
  3. 施設入所者向け・・・現在2園で実施中(SEPの実施を検討されている施設の方はお問い合わせください)
SEP研究所 当事者向けSEP   _______________
家族からの暴力や虐待(言葉によるものも含む)、不適切な養育など「育ちの傷」で、苦しんで来られた方を対象とした、5日間のプログラムです(隔週、計8回来所。年2回実施)。計3回の心理テストを受け、有効性を確認します。

プログラムは5名程度のグループで実施されます。参加者の相互作用により個別のセッションよりも高い効果が得られます(参加者同士で話し合ったり、人前で生い立ちについて語る必要はありません)。

SEPの流れ

・個別面談 *1回目の心理テスト
・5回のセッション      
 1回目 心理学習
 2回目 認知再構成法①
 3回目 認知再構成法②
 4回目 個別課題①
 5回目 個別課題② *2回目の心理テスト
•フォローアップ(4ヶ月経過後) *3回目の心理テスト

当事者向けSEP 参加者の感想

◆Kさん 38歳
  • 参加の動機:自分自身のしんどい部分を取り除きたい。虐待の連鎖を断ち切りたい。自分自身が食い止めたい
  • 評価:よかった。自分自身を客観視できるようになることで、感情的な行動も減り、ひと呼吸ついて物事を冷静に考えられるようになってきている自分に気づいています。自宅でもつづけていきます。

◆Mさん 40歳
  • 動機:これから死ぬまでの間の時間の中で、ずっとこんな自分なのかなと不安になったことと、子どもたちと少しでも早く一緒に生活したいから。
  • 評価:よかった。参加させていただき、気持ちが楽になりました。先生の出会いがなければずっとしんどい自分でした。終了後は藤木先生からアドバイスいただいたことを胸に、考え、心を落ち着かせてから行動するようにしています。今までにはなかったことです。

◆Hさん 34歳
  • 動機:カウンセリングの先生の勧めもあり、自分を見つめなおすきっかけになればと思いました。
  • 評価:よかった。いろいろな方の経験、気持ちなどの情報交換ができ、勉強になることばかりでした。急に今までの性格を直すのは難しいですが、『自分のせいじゃない』ことがわかり、繰り返し繰り返しつづけることで歪みの修正をされるという、人生で一番必要なものを勉強できました。
 *最新の開催要項はSEPブログをご覧ください こちら>>

SEP研究所 支援者向けSEP研修   _______________
SEPは自尊感情回復と意欲の増加に高い有効性と維持を示す研究結果を得ており、「虐待の連鎖」の食い止めや「予防教育」に最適です。支援者による「個別相談」と、当事者同士が語り合う「グループ」、どちらでもさまざまな気づきをもたらし、支援のきっかけをつくることができます。

SEPは現在、大阪市の4ケ所の母子生活支援施設、大阪市こども相談センターで実施中。DV被害の回復、児童虐待の予防、アディクションの防止その他に効果を発揮します。
支援者向けは、現在、初級、中級、スタートアップ研修、研究会の4つがあります。

<対象と内容>
初級研修
心理、福祉、教育など対人援助職についておられる方や、支援活動をされている方で、当事者理解や相談における技術を向上させたい方(年1回:2日間 計12時間)
  1. 講義/社会的弱者と自尊感情
  2. 講義/対人関係とソーシャルスキル
  3. 講義/認知行動療法と認知修正
  4. ワーク/ペアSEP「NOを言えない人のスキルアップ」
  5. 講義/ソーシャルスキルトレーニングの概要
  6. ワーク/SEP概要とモデルSEP
  7. ワーク/トライアルSEP1
  8. ワーク/トライアルSEP2、3
  9. まとめと質疑応答
    初級研修参加者内訳
    *最新の開催要項はSEPブログをご覧ください こちら>>
中級研修
初級を受講され、さらにステップアップしたい方 (年1回:6時間)
  1. 認知修正特訓
    実際の事例を盛り込んだ「認知の歪み表」を使い、修正のヒントと手順を学べます。『育ちの傷』に苦しむ人々の歪みの傾向をつかみ、どんなパターンの修正も手引きできる力をつけます(2時間)
  2. SEPファシリテーター特訓
    児童相談所や母子施設で使用している実際のテキストに沿ってSEPを進めます。何をどう話せば受講者は気づき、心を開き、やる気を出すのか、認知の修正練習から定着まで、5回のSEPの指導プロセスに沿った進行内容をはじめから終わりまで、通しでマスターします(3時間)
  3. 「効果」の検証と分析方法を学ぶ 
    これまでの測定結果から、SEPが与える影響を因子別に理解し、プログラム前後の参加者の変化がひと目でわかる『3尺度結果集計ツール』を体験します(1時間)。
スタートアップ研修 (3時間×2回)
施設、地域やクリニック等でSEPを始められる担当者・グループ・団体に対し、小人数でSEPの実施のノウハウと心得を講義し、実際にグループを始めていただけるよう、掲示用チラシ、テキスト、スライド等のツールとエビデンス(効果に関する研究論文)をお持ち帰りいただきます。

研究会 (年1回:4時間)
SEP(Self Esteem Program:自尊感情を高める心理的グループワーク)実践者のためのステップアップ学習会。毎年1回、SEPの実施者および研究者が集合し、よりよいプログラム実施をめざし、本研究会を行います。内容としては、①実施報告、②効果の検討、③技術指導、④テキスト・スライドの改良、⑤グループワーク研究に関する情報共有、⑥研究会員相互の交流、など。

*最新の開催要項はSEPブログをご覧ください こちら>>